Column & Events
2020年2月8日(土)、イベント「丹後ゆかりびとごはん会」を開催しました!
場所は、京都市上京区の西陣エリアにて。
ケータリングサービスを運営されている円卓さんのアトリエをお借りしました。
今回のイベントの副題は、〜あなたと地域のちょうどいい関わり方を見つけよう〜。
集まったのは、地元出身だったり、友人がいたり、お気に入りの場所があったりで、ときたま丹後に通っているような、丹後にゆかりのある人たち=丹後ゆかりびと。
そして、お盆や正月の帰省や、たまの週末に通うからこそみえる丹後の姿。と言っても、すぐにU・Iターンするには壁が高い…という事で、
「どうやったら、もっと気軽に行けるかな」
「こんな場所があったら、過ごしやすいよね」
「UIターンの人たちは、どんな仕事をしてるの?」
と気軽に話せる機会として、小さなちいさな食事会を企画したのです。
当日は京都市内でも雪がちらつく冬空となりました。
そして迎えた当日!9名のゲスト、6名のスタッフが集まって、イベントが始まりました。
ごはん会と題したからには、食事にも注目が集まります!
丹後から、旬の食材や有機野菜を持ち込んで、町家のキッチンをお借りしてお料理。
町家の細長い台所で、せっせと準備をしています・・・
定食屋さながらのメニュー表も、揃いました!
そして、湯気の上がる寿司桶の正体は・・・?
もうお分りですね!郷土料理、丹後バラ寿司。
酢飯の上に、鯖缶を炒ったそぼろを敷き、その上に、錦糸たまご、椎茸の煮しめなどを散らします。彩にはかまぼこやグリンピースを飾るのが一般的ですが、今回は季節のお野菜から、人参・わさび菜が選ばれました。
集まった方々に具材を散らしてもらって、仕上げは皆で!ワイワイと完成させました〜
食卓に並びきらないほどの料理が揃ったところで、いただきまーす。
人気の地酒も並び、乾杯!
お鍋には、今が旬・久美浜湾で育った牡蠣の入った、豆乳鍋。
あまーい白菜がたくさん入った水炊き、かぼちゃコロッケ、人参春巻き、蒸し野菜をディップするチーズフォンデュ、人参のラペ、蒸した里芋の”きぬかつぎ”、
この冬漬け込んだという大根のお漬物などなど
テーブルに並びきらない量の料理で、フードファイト状態となる男性陣の姿・・・というのは後半のお話です(笑)
そして、寒空の日にも関わらず集まってくださった、ゆかりびとの皆さん。
地元出身でUターンの予定があるいう人も入れば、まだ一度も丹後を訪ねたことはないけれど、知人が丹後にいて、どんな場所か気になっている…という人も。
移住先が丹後に限らずとも、どこかの地域へIターンを考えているため、移住にあたっての心得なんかを知りたいと、来てくださった方もありました。
出身地ではないものの、祖父母が丹後の人だったので、お墓があって定期的に通っている人も来られ、地域の風土・昔話にとっても詳しいから、私たちの方が教えてもらうような場面も!
また、学校を卒業したら移住したいから、住まいと仕事情報を求めて来られた方には、早速耳寄りな情報が!?
京丹後市地域雇用促進協議会から、原さん、渡利さん。空き家利活用に取り組むblueto建築士事務所の吉岡大さん(当日はカメラマンとして)がスタッフとして参加だったため、最新の求人と空き家情報も提供されたのでした。
このメンバーに加えて、丹後暮らし探求舎の坂田、小林、お料理担当をした老籾から成るスタッフ陣は、Uターン3名、Iターン3名の経験者たち。仕事と住まいをどう決めて行ったのか、経験談を交えながら、自己紹介が盛り上がったのでした。
イベント中盤では、新しいゲームが登場しました。
一人一枚カードを引いて、書いてあるお題に答えながら、その人の価値観や将来像などを、自己紹介代わりに話していく時間・・・
どんなカードが当たるでしょうか??
特に盛り上がったのは、
3年後、丹後でなにをしていたいか?
5年後、丹後でなにをしていたいか? というお題。
それも、同じ人に2枚のカードが当たるドラマがあって、半分はここに集まった人たちへの宣言のようになったのでした。
無人島に持っていきたいもの、系の妄想系なお題もあれば、田舎(丹後)でやりたいこと、と現実に近いお題もあって、遊びつつ、真剣に夢を語ってみるような時間にもなりました。
シャベリカは、カードを使ったアイスブレイクの一つだそうです。
面白かったので、交流イベントなどの際には、ぜひ!
カードゲームの効果もあって、ますます和やかな雰囲気に包まれたごはん会。
終盤には、3つの告知を行いました。
① 丹後に来てみて、暮らし時間を体験するツアー【3月7〜8日】
実際に京丹後へ来て、地域に流れる暮らし時間に触れてみませんか?
丹後の冬仕事の一つ、味噌作りを通じて、手仕事のある暮らしを体験します。
仕込んだお味噌は、お持ち帰りできます。一年後の樽開きをお楽しみに。
また、住まいや仕事、先輩移住者、Uターン者の体験談を聞きながら、
将来目指す暮らしを考える時間をお過ごしください。
詳しくは、フェイスブックのイベントページから。
https://www.facebook.com/events/496774024363015/
② 地元企業を見学して、仕事(働き方)を知るツアー【2月19〜21日、3月17〜19日】
京丹後市地域雇用促進協議会が主催するイベントが、
2月19〜21日、3月17〜19日の2回予定されています。
対象は主に大学生で、参加無料です。
京丹後市内の企業を訪問したり、事業開発ワークショップに参加するプログラム。
詳しくは、雇用促進協議会からのお知らせをご覧ください。
https://www.city.kyotango.lg.jp/top/shigoto_sangyo/news/11729.html
③ 丹後で行われる月一ごはん会(いちご会)【2020年4月〜】
4月から丹後暮らし探求舎のイベントスペースで始まる、ごはん会。
毎月15日にここへ来れば、丹後の誰かに会える。
各々の近況が聞けて、一緒にごはんを食べられる会。
いつでも会える距離感の友達ほど、意外と時間が合わなかったり!?
「詳しくは、またいちご会で話そう!」
そう約束し合って、団欒できる会の定期開催を予定しています。
遠くに住む人たちも、週末と15日があう月を狙ってお越しください〜
このような形で、実際に京丹後へ来て地域の人と集う機会も、揃っています。
何らかの形で丹後と縁ある人たちが集まった、ゆかりびとごはん会を皮切りに、
お盆や正月に限らず、フラリと帰省したり、遊びに来てもらえますように。
これからも集まった皆さんと共に、
〜あなたと地域とのちょうど良い関わり方〜 を探求し続けたいと思います。
最後となりましたが、会場を貸してくださった円卓さん、ありがとうございました!
円卓 庄本彩美 さん
Twitter:@entakuAyami
Instagram:entaku_ayamii
ぜひ食材探しの旅に、丹後にも遊びにお越しくださいませ。
お集まりいただいたゲストの皆さん、次は京丹後でお会いしましょう!
人が人を呼び、誘い、ゆかりびとの輪がさらに広がりますように。